✨「能を知ろうワークショップ」巫女の皆様とともに

令和7年10月3日、特別なワークショップを開催しました。 全国から巫女舞を修めておられる巫女の皆様がお集まりくださり、華やかで温かな時間が流れました。
今回のご縁をつないでくださったのは、ラジオ「室町のコバコ」でいつもお世話になっている原田香織先生です。心より感謝申し上げます。

能の世界へ、一歩ずつ
ワークショップは、能舞台の構造や歴史の解説からスタート。その後、着付けの実演、謡(うたい)の稽古、仕舞(しまい)の体験、そして面(おもて)をつけての運び(すり足)体験へと進みました。




















見えないのでたいへんです。





能の動きや所作に触れるにつれ、皆様の表情が次第に引き締まり、舞台の空気が凛としたものへと変わっていく――その変化を目の当たりにするのは、スタッフ冥利に尽きる瞬間でした。
💫 祈りと舞が息づく立ち姿
さすが、日頃から巫女舞を舞われている皆様です。 立ち姿の美しさ、所作の的確さ、そして動きを習得される速さに、会場から感嘆の声が上がりました。初めて面をつけて歩かれる姿も堂々としており、その佇まいには「祈り」と「舞」が自然に宿っていました。
日々の修練がにじみ出る、素晴らしいひとときでした。
講師:梅若紀佳
助手:加野鉄音
終始温かな空気に包まれながら、参加者の皆様と「能」の世界を分かち合うことができました。ご参加くださった皆様、そしてこの機会を与えてくださった原田香織先生、本当にありがとうございました。
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